ライトノベル・レビュー

青葉くんとウチュウ・ジン (松野秋鳴 イラスト:超肉(またの名を山本ケイジ))

超常の力を持ちながらも地球の常識とは一線を画した気体生命体、通称「宇宙人」(姓が宇宙、名前が人)
ひょんなことから<波動体>を倒す手助けをすることになった青葉をはじめとした5人の高校生は無茶苦茶な「宇宙人」や様々な異星人のトラブルに巻き込まれていく。
しっちゃかめっちゃかながらもどことなく楽しい日々。しかし、仲間の一人である一之瀬さんの様子がおかしいことから歯車が狂いだして……

第1回MF文庫Jライトノベル新人賞受賞作。
そういや第1回のMF文庫J新人賞はこれが始めてっすね。
いや〜、あの平坂先生や日日日先生を輩出したとなるとちょっと心構えというか防衛線みたいのを用意しないといけないような気がして(笑)
まあそんなのとは無縁なお気楽コメディーだったわけですが。

ちょいと詰め込みすぎかなってのが感想。
そのおかげでテンポが悪いっつーかいまいち文章に乗り切れなかったですね。
あと、個人的なことですけど漫才コンビっつー設定はいらないんじゃないかなって思いました。そこが一番しっくりこなかったので。
題材一つ一つは結構好きなんですけど(青葉の単純バカっぷりは見ていていっそ清々しい)それを繋いで物語にするってところでどうにもぎこちなさを感じてしまいました。

キャラ造詣は結構好きです。ちょいと大石のキャラが薄すぎるような気がしなくもないですが。
全体的に見ると女の子のキャラが生き生きとしているように感じられました。
というかアレだ。「一之瀬」ってのは萌える固有名詞なのか?(マテ)←スマヌ、私にとって「一之瀬」は「めぞん一刻」の“一之瀬のおばさん”しか思いつかないんだがw。こんな人です。
それくらい一之瀬さんかわいいよというか彼女がこんなにかわいくなかったら途中で投げてたかも。
冒頭の『透視』がイラスト化されてたら神認定だったかも知れぬ(笑)
紙様




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