10月の雑記

2005年10月03日

 攻略本買ったらサルファのやる気でるかも、などと書いてましたが・・・何ですかあの厚さは!!一番厚い電撃のヤツは750ページ強って。アレは武器だ、武器としか思えん。読むだけでお腹一杯になりそうです。そんなわけで何故かチビチビと「地球防衛軍2」やってる私ガイル。ペイルウイングは慣れると面白いなぁ。

朝眼新聞さんのところで「SEED DESTINY完結記念特集」が
 全てがネタというところあたりが、この作品のスタンスを示してるかと。とりあえず最終回に怒った方はどうぞ。怒るよか笑い飛ばす方が精神衛生上は良いだろうし。
 しかし今更ですが、別にキラは議長を殺す必要は無いんじゃないかと思ったり。いや、「自分の手で未来を選ぶ自由」を信奉するなら「Dプランを認める自由」も内在するはず。それならレクイエムやメサイア落として武力による強制力を奪った時点でDプランを認めるか否かは各個人に決めさせるべきだと思いますが・・・まあ奴らは救世主気取りで「俺が未来を救う」とかいう言葉に酔ってるからこんな論も通りはしないか。
 しかし、あの後の世界ってザフトも連合もボロボロなんで、オーブ主導のCE連邦でも出来そうで恐いんですが。地球の全てはカガリに委ねられる、とか。悪夢だ。

今日のエロゲ

「けよりな」は途中で止めておいて「群青」やっとります。早狩先生の作品は2作目なわけですが、相変わらず地に足の着いた文章と納得のいく人の感情の描き方がベネ。何より、作者が趣味丸出しで書いてるのが分かるのが心地よい。東日本vs西日本という世界も、初めに設定ありきではなく、「主人公が戦闘機に乗って戦うゲームを作る」という目的で作られたものだし。無論、納得のいく歴史設定は付与されてますが。
 普通なら「主人公がエースとなって戦争を勝利に導く」てなストーリーになるでしょうが、敗色濃厚というか負け戦っぽいところも趣味全開だよなぁ。気分はジオン軍人です。つか、主人公の設定も「父親の提示した論理を歪曲されて独立の旗印にされた(ちなみに、その後父親は暗殺される)ので、せめてもの罪滅ぼしとして軍人として戦う」という、ちょっとジオン・ダイクンとシャアを髣髴とさせるものもあるし。
 そんなこんなで、今のところ気になった(いった)部分を列挙。


「停戦」ってのは、戦争のインターバルでしかないんですなぁ。

初出撃前夜の主人公の行動。まあ、そりゃあ、ねえ?(笑)

いや私は名前しか知らんぞ。

F1レーサーでもアバラを骨折することがあると聞いた事がありますが、それ以上の戦闘機だったらそりゃそうなるか。

訓練でも死にますか。


現在の状況その1。ああ、もうどうにかして下さい。他にも「この状況は70年安保のようだ」とも言ってますが、とにかく素人政権っぽいです味方陣営。


現在の状況その2。しかも戦争に勝っても負けてもいけないという現況。待てや、というか「助けてくださいシャア少佐!」とでも言いたくなります。

とにかく、普通の学園生活と戦争時のギャップがいろんな意味でたまらない作品です。今のところ誰も死んでないけどこれは確実に死ぬよなぁ。大体、初めはヒロイン全滅ルートとかあったらしいし。つか見てみたかったなぁソレは。
 後、音楽は良いです。まあ樋口秀樹氏なんで当然ですが。

2005年10月05日

様々な話題を残して終わったデス種ですが、来年から3期目のシリーズが作られるという噂がまことしやかに流れてますな。何でも「ガンダムSEED BREAK」とかいうタイトルだとか。
正直この話は眉唾というか少なくとも今から題が決まってるはずなかろうと思うんですが、もし本当なら、主人公メカはやはりブレイクガンダムですかね?つまりこんなの↓か?

まあどうでストフリとインジャスが主人公メカになるんでしょうけど。どーせならフージョンでもしてストフリ∞とかなったらどうかと。

ハヌマーンと5人ライダー
ハヌマーンとウルトラマンが競演する映画は知ってましたが、仮面ライダーとも演ってたとは・・・。実は一番顔が広い特撮ヒーローかもしれぬ。

早稲田大学 ぴぴるぴるぴるぴぴるぴ〜♪(以上 カトゆー家断絶さんより)
大丈夫か早稲田!!


かしまし~ガール・ミーツ・ガール 2巻  あかほり さとる (原作) 桂 遊生丸 (イラスト) 電撃コミックス

素直になれない幼馴染こそ人類の至宝!!
ということで、はずむとやす菜のキスを目撃してから自分の恋心を確認するとまりの心情を描く1巻のラストから2巻の頭に続く話の展開は非常に素晴らしく、頬線(←そんなものありません)緩みっ放しでありました。思わずあかほり作品ということを忘れるくらい(マテ)。
 しかし、1巻読んだ時点ではやす菜がヒロインかと思ったら、どーやらとまりルートになってるようで嬉しい誤算というかこのまま突き進んで欲しいものです。というかはずむは男に戻れるのであろうか。いやまあ萌えるからこのままでもいいけど(オイ)


ツイてるカノジョ 2巻 藤真 拓哉 (原作), 雑破 業 (イラスト) カドカワコミックスドラゴンJr

巨乳眼鏡っ娘こそ未来の世界遺産!!
ということで、幼馴染が死んだら霊感アリの巨乳眼鏡っ娘に憑り付いてしまって一粒で2度おいしい漫画の2巻にして最終巻。最後だからというわけでもないでしょうが、下着姿など当たり前で初めから入浴シーンはあったりと(ジャンプなら)乳首拳切りまくりです。というか最後の場面で選択肢が欲しかった!私が漫画の神様(not手塚先生)から漫画の展開の介入できる能力を授けられてたら例えそれが一回きりの能力でもここで使っていたね!
 ということで眼鏡が描けない絵描きを自覚してる方はコレでも読んで眼鏡力(めがねちから:バイストンウェルでは使えないけど特定の人間には効果大)でも蓄えてください。

2005年10月06日

何か今期のアニメは福岡ではあまり見れないっぽい。シャナは1月からアニマックスでやるらしいからそれを待とう。

メールフォームより
肉塊 よし、眼鏡に巨乳にツインテールだな。わかった。自分で自分の首締めてる気がしますが。

自縄自縛大いに結構。他人事だし(マテ)。とりあえず、言質は取ってますぜフッフッフ。

ライトノベルには絵師さんのあとがきも標準装備するべきだ!
激しく同意。絵師さんも出来れば仕事というだけでなく作品自体に愛着もってほしいものです。我侭な要求だとは分かってますが。

任天堂、ニンテンドーDSの新作ラインナップ一挙公開
スクウェア・エニックスがバスケットゲーム? カプコンは「逆転裁判4」!(以上カトゆー家断絶さん)
DSも駒が揃ってきて本格始動というところでしょうか。どーやら「逆転裁判4」の主人公は成歩堂ではない模様。弟子とかか?


(ブレスオブファイアオフィシャルコンプリートワークス カプコンオフィシャルブックス)

 カプコン作品が好きで、ブレスは全作プレイしてて、あきまん氏や西村キヌ氏の絵にはたまらない憧憬を覚える私にとってこの本はマストバイ。和訳すると「女房を質に入れてでも買え」
 1の発売が1991年で最新作PSP版の3と16年にわたる期間があるわけですが、イラストもかなり時代に影響されてる部分が仄見えて面白い。1・2の頃は格ゲー全盛だったからか、主人公も結構ガタイが良かったが3以降は普通の少年になってるとか、3からは西村キヌさんがメインでやってるからか妙にパースがついた絵が多いとか。
 3以降は設定資料の部分も数多く残ってるので、普段は見ることのないラフスケッチなどを見ることが出来るのも嬉しいところ。や、クリアされた絵も良いですが、ラフ画には荒削りな魅力があって捨てがたいというか。
 5の大コケ(5はゲーム自体は面白かった。しかしブレスはオーソドックスなRPGと思ってたファンを大きく裏切ったのは痛かった。あの内容ならブレスでは出すべきではなかった、とは今更か)からシリーズが止まってるブレスですが、PSPで3も出ることだし久しぶりに新作出してくれないかと1ファンとしては願わないではいられません。

2005年10月07日

うーむ、最近カウンタが表示されないのは困る。そろそろ変え時なのかなぁ。せめてアクセス解析だけでもできりゃいいんだが。

確かに打ち切りテイストというかえらく駆け足な感じはありますな
 人格連続交換によりる2人三角関係とか2人修羅場とか見てみたかったです、ラブコメ好きとしては。というか水織との子供に七弦と名付けるまで描いてこそハッピーエンドだろうと。
 もう一つのは・・・アレだ、こういうときのために魔法があるんですよ!具体的には
(心の中で)モシャスをかける
ということで(←そこまでして眼鏡っ娘が欲しいか)

さよならガンダム種デスティニーイラストコンテスト
 私にとってのSEED DESTINY本編、保健所さんところの「種デスティニー」(アニメ?そんなの種デスティニーへのネタ出しに決まってるでしょう)の最終企画。いや50話もやるとは思いますが。
 とりあえず、最優秀賞のMGアカツキが激しく欲しい。そしてカガリ賞の賞品に大笑い。


あやかしびと百妖草子CG&設定資料集

ついこの間「あやかしびと」をクリアし、propeller作品は全部プレイしていて(つっても2作しかでてないけど)、中央東口さんの漢絵は辛抱たまらないものがある私にとって、この本はマストバイ。仏訳するなら「ミーは買うザンス」(個性的な翻訳ソフトを使ってるため本来の訳とは違う部分が多々あるかもしれません)
 ただ、冷静に見れば良くも悪くもオーソドクスな設定資料集であり発売が3ヶ月前であることを考えるとややウリに欠けるところがあるかなと。個人的には作者インタビューは個別でなく座談会形式にしてほしかったかと。まあ、中央東口氏の漢絵ポスター、という単語に惹かれるような方なら買いかと。

2005年10月08日

 ああ、土曜にデス種見ないでいいのは気分的にラクだなぁ。

 普段は全然言うことを聞いてくれないのに、イザ危なくなると「しょうがないわね、私がいないとダメなんだから」と助けてくれるイデオンのイデはツンデレではなかろうか?しかも宇宙最強。イデが第6文明人の萌え心の塊とかだったらイヤだなぁ。

今月は、月末の「ワンダバワンダと巨像」と「メモリーズオフ5」あたりを買おうと思っとりますが、微妙に「ガンスタースーパーヒーローズ」が気になる。考えてみればサルファ以降全然コンシュマゲ買ってないから買ってみようかなぁ、すぐ無くなりそうだし。

メールフォームより

紙様 今月の電撃hpのドクロちゃんはちえりちゃん祭りなのでぜひとも買うべきでございます、お館様ぁ!! 制服脱ぎかけたり鼻血出したりとサービス満点でございまする。

 よくぞ言った!!ワシも見るぞ幸村!!つーことで買う、買って舐めるように視姦する(←最低ですな).。ところで、おかゆ先生の新作は「魔法少女ちえりちゃん」あたりがどうかというかおかゆ先生は書け(マテ)。どっちかというと電撃hPa向きだけど。アガルタ11月っすか。一応続編出す予定あるなら良し。つか、大沢さんの続編はどーなったんだろう?

もひとつ
紙様 そういやカウンタですが、うちのは午前5時ごろじゃないと表示されません。なんででしょ?

 私のところは無事表示されるようになりました。どーやら最近入れたノートン先生が邪魔してたみたいで。

あずまんが大王OP flash
ほぼ原作と一緒というか殆ど見分けがつかない凄まじいデキのFlash.

2005年10月09日

土曜過ぎてもデス種感想書くことに追われないのは気分的に楽だなぁ。つーことで一応後継番組の「BLLOD+」見たんですが・・・正直微妙。絵は綺麗なんですが、どーもイマイチ物語に引き込まれるものが無い。まあ、第1話だからまだなんとも言えないですが。しかし、夕方6時台とは思えないほどの残酷描写(血飛沫上等、首飛んだりするし)はどうかと思う。

「スーパー信長」というとこんなん

だろうか?意味分からん方は画像をクリック

「煉獄のエスクード」1・2巻とも読了。うむ、面白かった。これで積みはない(ハズ)なので、今月の電撃に取り掛かれるぜぃ。具体的には

「キノの旅 9巻」「電撃!!イージス5 2巻」「世界の中心、針山さん」「ある日、爆弾がおちてきて」「アスラクライン 2巻」

・・・読む前からくじけそうですOTL。月末にはガーくんも出るしなぁ。とりあえず、短編の針山さんと爆弾からいくか?

デス種用語集BBN
君がツッコミたかった言葉がここにある!!てんで斜めからデス種楽しみたい方はどうぞ。もっとも斜め以外に楽しめる作品かというと・・・

富士見書房は角川から独立します独り言以外の何か(仮)より)
まあ角川グループには違いないそうですが。単にメディアミックスに腰が重くなるだけだったりして(マテ)

2005年10月11日

 何となくスパロボゲージが溜まったんでサルファ再開。でも後半ステージなんで面倒くさい、いつ止まるかもしれないタイトロープ(?)なプレイ。
 え〜、買おうかと思ってたガンスタースーパーですが見当たらないので止め。つか、下のラノベに加えて「かりん 7巻」「ケロロ軍曹11巻」「ぼのぼの 27巻」「ういういDays 3巻」「カイジ 4巻」それに「ザブングル設定資料集」買ったら金がなくなりました。つか、ガンスーパー2本買えるくらい金使ったような・・・。しかし、「ぼのぼの」は相変わらず面白いというか私は好きだが、カイジは相変わらず展開が遅い&イマイチだなぁ。そろそろ読むのを止めてもいいような気がしてきた。

 ラノベは「電撃!!イージス5」と「ある日、爆弾が落ちてきて」を読了。イージスはこれで終了だったのか。まだまだ続けられそうな気もしますが、まあ萌王も休刊になるからそれに合わせたのか?「ある日〜」は古橋先生の作品とは思えねぃ(いい意味で)。

ガイキングのOPはサイキックラバーが歌うらしいカトゆー家断絶より)
デカレンジャーのOPの人。私はデカレン見て無いですがOPは知ってたり、というか中々いい歌ですなデカレンOP。

今日のエロゲ

最近体調がイマイチなんでエロゲができてません。HPの更新やラノベ漫画程度なら問題ないんですが、私はエロゲは夜にやるので体力落ちるとどうも・・・。月末はかなりの作品ラッシュなんでそれまでに「群青」と「ロケットの夏」くらいは片付けておきたいんですが・・・。

「群青の空を越えて」舞台訪問ネタバレ注意
最近、舞台訪問する人は多いなぁ。愛佳駅巡礼は別として(笑)

2005年10月12日

誠に勝手ながら11月11日は連射の日――ホリ「オレコマンダー」発売へカトゆー家断絶より)
うぁ、本当に出すんだ。

 最近アクセスカウンタが微増してるので何でだろうと思ってましたが、どーやら「群青の空を越えて」の検索で来る方の分がそれみたいで。所謂話題作というわけではないのに、これだけ関心があるということは、地味な名作として密かに話題になってたりするのだろうか?そーだと嬉しいのだが。しかし、早狩氏の会話の上手さとと展開のソツの無さは良い。


公約を守る人は素晴らしいと思います、ええ
 ということで肉塊さんとこのNEW絵はツインテール眼鏡っ娘ですよ!!何度も無理な注文してすいません。なに、その内眼鏡っ娘描くのが苦にならなくなりますから。段々眼鏡っ娘狂信者教信者への道へと洗脳していきますんで(マテ)
 ところで今までの絵を見て思ったんですが

てーことですか?(笑)

やだなぁ、そんなにエロゲンガーに詳しいわけないじゃないですか
 あかざ先生について知ってることなんて、May−Be SOFTで3本ほどエロゲの原画やってて、トランジスタグラマ(ちっこいけどバインバイン(死語)な娘のこと)なキャラ描くのが得意で、妙にヒロインはアホ毛率が高いなんてことくらいですよ。こんなの知ってるうちに入りませんて。こんなの常識の範囲ですよね?(真顔)
ちなみに、「へんし〜ん」と「へんし〜ん2」は未だにHDDにあるくらい好きで、「帰国子女」についても読むのが無くなったら買ってみようかと思ってたり。

2005年10月13日

メールフォームより
紙様 愛佳駅はむちゃんこ笑った。ローカルすぎる。愛知県民にはたえられねえ!!
 そーいや紙様さんは名古屋でしたな。近くだったりするんでしょうか?

肉塊 おにゃのこばかり描いてきたので、いざ男を描こうとするとお耽美なものかショタになってしまう悪寒
 それはそれで別に人気が出そうで良いのでは?いや責任持てんけど(笑)

 サルファのバルマー帝国軍の連中は「帝国の科学力は宇宙一ィィィッ!」みたいなこと言ってるが、ビーム兵器という穴はあるものの
・気力不要
・パイロットに特殊技能不要
・どんな機体にも取り付けられる(ハズ)
なTP装甲産み出した地球の技術の方が凄いのではないかとか思ったり。つか、TP装甲のHi−νガンダム10機あれば帝国征服できませんか?地球の命運をかけて戦う部隊にそれくらいの兵器送ってくれても良かろうに。未だにジムカスタムやスクラップにも等しいボスボロットがいる救世主軍ってのは・・。

 CSにて「6神合体 ゴッドマーズ」を見る(1〜8話)。リアルタイムで見ててもおかしくない年代(放送は1981年)なんだが記憶に無い。コンVやファースト(の再放送)なんかは覚えているんだがなぁ。
なんで、私のゴッドマーズのイメージはスパロボのそれだったりする。名作の誉れ高き64の。(再参戦の「D」は未プレイ)このゲームのゴッドマーズはむちゃくちゃ強かった。何しろ
・当時としては破格の高さであるHP12000に運動性120(νと同じ)
・3つしか武装はないが、どれも高威力
・上の2つを上乗せするパイロットであるタケルの超能力(命中・回避・攻撃力にボーナス)
お陰で攻撃力は高いわ、当てるのは勿論Lサイズなのに結構避けるわと無敵ユニットだった。一応反陽子爆弾の設定は残ってるんで撃破されたらゲームオーバーでしたが、まずそんなことは起こらないと言っていい。Dではどうだったんだろ?

 んで、本編初めて見たんですが、ゴッドマーズ自身は強いというか毎回同じ勝ちパターンですな。敵の攻撃受けるが殆ど無傷でゴッドファイアー→ファイナルゴッドマーズ。何でも戦隊モノなシリーズ構成を目指したとかでそれほどロボットアクションには力入れてないからだとか。でも、ある意味圧倒的な強さはスパロボのそれに通じるものがあるかも。

まあ2つほどツッコませて貰うならば、6神合体はガイヤーにスフィンクス・タイタン・ウラヌス・ラー・シンが合体することなんですが、

スフィンクスは神じゃねぇぇぇ!

後、OP「宇宙の王者ゴッドマーズ」の出だし
♪GO GO マーズ 宇宙を駆けろ〜、はともかく
♪GO GO GO 休むことなく〜、って

過労で死ぬぞ


戦闘メカ ザブングル 完全設定資料集

ロボアニの話になったからということでザブングルの資料集について。所謂ムックとは違ってキャラや製作者を取り上げるのではなく、あくまでメカメカメカな資料集(いやキャラについても1/3くらいは割かれてますが)。
 ザブングルってのはかなり独自の世界観を持つ作品だと思うんですが、これ読んでて何でそう感じるか分かった気がします。何しろ

殆どのWM(ウォーカーマシン)の操縦席に寝台(ベット)が付いている

 つまり、ザブングルにおけるWM(巨大ロボ)は兵器ではなく自動車とか家とかの代わりということなんですな。

 マジンガー以降のロボット物は、巨大ロボは兵器としての描写はなされてたが、「何故兵器が巨大ロボなのか?」ということへのエクスキューズはなかった。それに対し「巨大ロボが兵器として必要な理由」を描いたのがファーストだとすると、ザブングルは別のアプローチ「自動車など生活用品としての巨大ロボ」を描いた作品といえる。後者のタイプは数が少なくこの資料集でも書いてますが「パトレイバー」くらいか。いや、作中ではザブングルはタイトル通り「戦闘メカ」なんですが、やはりどこか生活臭のあるロボだったのはこういう理由なのかなと。

御大のストーリーテリング能力の高さは巨大ロボを出すにしても、「何故巨大ロボがいるのか?」という世界観まで構築する緻密さからくるのかもしれない。

そーいう意味では今やってるエロゲ「群青の空を越えて」も最初に「主人公が戦闘機に乗って戦う世界」というものから構築してるから似たようなものかも。

2005年10月17日

 ウム、少し間が空いてしまった。別に何やってたってわけでもないんですが、普通に漫画とかゲームとかエロゲとかエロゲとかエロゲとかやってただけで。とりあえず「はぴねす」までに「ロケットの夏」終わらせるのは無理だと分かった。

 そーいや、HPの表紙(?)をリニューアルというか細かいところ整理してから少したちますが、見やすさってのはどうなんでしょう?私はMSエクスプローラーのウインドウを画面の7割程度の大きさで表示してるんで、それに合わせて雑記の幅を取ってます。全画面や小さくすると見にくいぜコンチクショウという方がおられたら上のコメント欄にどうぞ。つか、未だにMSEX使ってる私は負け組なんだろうか?

 いや〜、2連敗した時は負けたと思ったパのプレーオフですが、「何この超展開?」と言いたくなるようなソフトバンクの巻き返しですよ!!これは勝った多分。

アニメ〜
 今期のアニメはARIAが一番というかARIAくらいしか新しいのが(TVでは)見れねぃ。珍しく「エンジェルハート」くは放送するようなんで見ますが。とりあえず他のは
地獄少女」→2話だけ視聴。簡単に言えば「必殺」みたいなもの。一応、恨みを晴らすため自分も死んだら地獄へ落ちるようだが、依頼者が死んで苦しむところまでは表現されて無いので別に恐くは無い。というかぶっちゃけ微妙
はっぴいセブン」→主人公はセーラームーンのうさぎかと思いました。1話にしてややチープな感じが否めない作画はどうか。
アニマル横丁」→2話を視聴。言葉を喋る変な動物とようじょの絡みがメイン・・・と描くと妙に妖しいな。またりしたギャグアニメというところか。
シャナ」→BIGLOBEにて1話だけ視聴(情報どうもです)。原作ファンから見ると丁寧に描いてると思いますが(特に原作では出た時点から死んでいる平井さんについて描写があるのは嬉しかった。後、池田とかとはこれから友情育むのか?)、原作知らない人には良く分からんと言われても仕方ないだろうなぁとも。元々独自の設定が多い話だからなぁ。一応公式HPで用語集を置いてフォローはしてるのだが。
 とはいえ、絵も動きも1話という事もあるでしょうが良好で概ね良し、というのが今のところの感想。シリーズ構成に高橋先生の名前が入ってることや1話の展開から考えると結構オリジナル要素入れてくるのか?つか原作終わって無いから仕方ないか。とりあえず吉田さんがかわいければいいや(マテ)。
 しかし最近無料配信してくれる番組が多いのは助かるが、つまるところアニメは本放送よりDVDやグッズを買ってくれんと採算が合わないってことなんだろうか?
ARIA」→ケロロ軍曹の佐藤順一氏が監督ということで視聴しましたが、実にまったりとした雰囲気が心地よい。思わず原作の方を買ってしまうくらい好み。話としては、惑星改造(テラフォーミング)で水の都となった火星で、一人前の水先案内人(ウンディーネ)を目指す主人公の話で、別段何が起こってるってわけでもないですが、日々是好日なモノ。

 前期からの続きでは「ぱにぽに」を1話見逃したらそのまま見なくなったとか、「だかぽ2」は今まで2年間面倒を見てくれたことりを本命の音夢が帰ってきたとたんに捨てる主人公は激しく萎えたとかそんなとこ。
 ただ、アレだ。アニメはCSのガオガイガーの再放送だけでもいいやとも思わないでもない。やはり面白いなぁガガガは。

ラノベ〜
 「爆弾」と「イージス」に加えて「アスラクライン」を読了。あ〜、感想書かねば。そーいや「電撃HP」も購入。ドクロちゃんはちえりちゃん祭りで最高。いきなり脱ぎだすちえりちゃんなどもう。でも眼鏡っ娘を愛する私には宮本を殺していい権利がある。観覧車の最後でナニが、ナニが起こったんだ!!
 後、アスラクラインの短編読んでこの上義妹まで参戦かい!だがそれがいい、と思った。今回の話は2巻と合わせて読むと納得するところアリ。嵩月と付き合うと不幸になるってのはアレなんだろうなぁ。どーでもいいがこのままだと杏はいらない子ですが。キャラが操緒と被りまくりな上に普通の人だからなぁ。ここは「実は悪魔」として復活か?いや、炎・雷ときたから後は風と氷を操る悪魔出てくるだろうし。いや片方は義妹か?

  あ〜、そうそうエロゲンガーに詳しいんじゃないかなんて疑いを持たれた私ですが、来月の「ボクのセカイをまもるヒト」の織澤あきふみ先生はのいぢ先生と同じくユニゾンシフト所属のエロゲンガーであるということくらいしか知りません。しかし、あのイラストはどー見ても「はいてない」だよなぁ。

まんが〜
かりん 7巻」→雨水の不幸話というか鬱モードはとりあえず終了。息子はともかくママンの方は幸せになって欲しいと思う私は心が汚れてますか?いや息子の方は主人公がついてるし、不幸にはならんだろ・・・と言いたいが影崎先生は不幸話が好きらしいからなぁ。
 とりあえず次のラブコメモードに期待。でもかりん自身の問題は片付いてないから次の次ではまた鬱モードか?アニメは見たいんだが・・・。
ういういDays 3巻」→タイトル通り初々しい話が満載。そりゃ今時の高校生考えりゃ「ぶっちゃけありえない」だが、いーんだよファンタジーな部分は守っていきたいんだよ。
 でも巻末の「働き盛りの30台が巨乳高校生と付き合ってて何も無いなんてありえますかね?」(作者)「ありえません」(編集)には笑ったというか納得。ええそりゃ私なら(以下削除)。とりあえず山名澤湖先生の解釈「実は処女フェチ」(注:ここまで直接的表現ではなかったことを山名先生の名誉のために付記しておきます)でFAにしておく。

コンシュマゲ〜
 サルファは現在47面。種嫌いなのに何故に種ルートばかり選んでますか私は?まあMSのいる方選んでるとそーなるんですが。「今は人類が戦ってる時ではないから殺さないように(コックピットを狙わずに)戦え」ってのは理解できるんですが、じゃあ今までのシリーズで撃墜されてたキャラは浮かばれんなぁとも思う。規模は違えど状況は同じだったのに。つかジェリドなんかは化けて出てきそうだが。

STINGの新作「ユグドラ・ユニオン」情報公開
 隠れた名作「リヴィエラ」のSTINGの新作。好きなジャンルであるS・RPGであることもあり期待してます。

今日のエロゲ

つーわけで「群青の空を越えて」をようやっとクリアですよ。色々言いたいこともあるけど名作認定。後日談さえあれば傑作認定してもいいんだが。後は、誤字・脱字や演出の不具合やらもあるけどそこは想像力でカバーするから問題なし。これは結構書きたいことあるんで次回に回す

2005年10月18日

 あれで、あの展開で負けますか。この世に神などいないと実感。

 ちと遅い話題だが、今週のエルレカセブンは面白かった。最近は鬱展開ばかりで、悪くはないけど、こう見てて胃が痛いというか重いというかな展開ばかりだったんで。えらく作画も頑張ってたし、レントンもエウレカと和解したしで文句なし。まあ、不殺するところは種思い出してちょっとアレでしたが、あれくらいの子供なら殺さずは当たり前か。でも次回はランバ・ラル来襲かぁ。やはり最後は「戦いに負けるとはこういだぁ!!」うことですかね?

シャナは第2話視聴。1話が説明なしで進んでたんで今回まとめて用語解説。そして1話でプチ萌えだった平井さんが・・・(泣)。何だか、フリちんことフリアグネ様が妙に強い人みたいな印象が。そして、極上生徒会を見てた私にはマリアンヌは管理人さんにしか聞こえない罠。次回でマー姐さんも出てくるみたいで結構展開が違いますな。つか、吉田さんマダー。

SNKからKOFのキャラ使ったギャルゲが登場
携帯ゲームですが。人気あったらコンシューマーにも移植されたりするんだろうか?つか、ここでカプコンもギャルゲ投入ですよ!歴代カプコンヒロインの出てくるギャルゲとか出たら私は買うけどなぁ。

『デビルサマナー 葛葉ライドウ(仮題)』アクションバトルで魔物を討て!!
着々と情報も出てますライドウ。期待してるんで楽しみ。アクション要素は苦手な人でもOKなレベルに留めて欲しいと思うへたれゲーマーな私。しかし画面隅の「キサマ!悪魔召還センスが悪い!」のセリフは一体?

今日のエロゲ
 ということで「群青の空を越えて」について。
 この話は言うなれば架空戦記モノ。日本が西と東に分かれて戦ってるというものですが、その理由となったのが「円経済圏構想」
 これは、主人公萩野社の父・憲二が唱えたもので、早い話中国・韓国・台湾それに日本を加えた経済圏を確立するというもの。いや、それが何故東西戦争になるかと言うと、それだけ大規模な経済圏を確立するためには、現在のように東京の一極集中ではなく地域ごとに独立して活動する必要がある、言うなればアジア全域をアメリカと見立てて関東州・関西州・北海道州とするようなもの(無論韓国はともかく中国はかなり分割されることになる)。
 しかし、そんな壮大な計画は普通の人にはピンと来ないであろうから憲二は万人に分かり易い「関東独立」というスローガンを掲げた。「関東人は縄文人で関西人は弥生人、だから違う人種」などとムリにある理屈まで加えて。関東が独立すれば他の地域も独立せざるを得ないという目論見だったのだろう。
 しかし、その理論には曲解する余地というかされる隙があった。関東が独立すれば、現在の東京に集中してる会社から上がってくる法人税を独り占めできしかも地方交付金を払わないで済むと思った当時の関東首脳陣は学生紛争を機に独立を宣言する。それは憲二の唱えた「政治区としての独立」ではなく単に欲得まみれの打算であった。頑なに本来の「円経済圏構想」を唱える憲二は暗殺され、関西は自分こそ正当な日本政府と宣言して関東政権に戦争を仕掛ける。当初こそ奇襲などで勢いづく関東軍だが、日本における軍隊ともいえる自衛隊の人員の差や軍備の違いなどで次第に押されていく。そして泥沼の内戦も関東の負けで終わりが見えてきた頃、憲二の息子の社は筑波航空学校にいた。戦闘機に乗って父の起こした戦争への償いをするために。

というもの。正直に言わせてもらえば

たかだか主人公がグリペン(戦闘機)に乗る物語を作りたいというだけでこんな緻密な設定作るなよ

と。だがそれがいい。

 ここで書いたようにこの物語は戦争を描いている。しかし、「戦場」を描くのではなく「戦争における群集」を描いてるからか、基本的にどんな戦争でも戦争反対というスタンスな私だが感情移入できた。
 そう、この物語は戦闘シーンはかなり少ない。主人公が戦闘機乗りなんで、敵機をバリバリ落として劣勢の関東軍を救うヒーローになる、なんていう物語を期待する人は回れ右。そーは胃ってもピンチになると額から稲妻走ったり種割れたりするんじゃない?とか思ってる人は「お前はもう帰れ」な世界。
 主人公かなり弱いです。何しろどのシナリオでも撃墜されてるし、人間的にも父親へのコンプレックス抱いていて結構ひねくれている。でも、当たり前なんですよ。何しろ若いんですから。予備生徒という呼称は取ってるものの早い話「少年兵」で高校生なガキが強いはずがない、というか強い方がおかしい。そんな当たり前な世界が「群青」。そんな子供達が普通に学生生活を送ったり戦場で戦っていくシナリオについては・・・また次回。

余談
 基本的にシリアスな話なんだがそれ故に妙に可笑しい場面がある。会話については各キャラのシナリオで語るとしてそれ以外で笑ったのが
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        | |( ´Д`)// <悔しかったらエビフライって言ってみろぉぉぉっ! 
        \      | 
          |   / 
と「やおい穴」。いやエビフライにAAはありませんが。

2005年10月19日

 2年連続で苦渋を舐めさせられたというか期待を裏切られたホークスファンの私ですが、プレーオフ自体は悪くないと思いますよ。結果はどうあれ今回の戦いも盛り上がったし。

 色々さえずる種の3バカを一喝して黙らせるヤザン隊長は燃え。クロトの股間掴むところは萌え(マテ)。しかし、「やめてよね」の時のカミーユといい、種キャラの調教躾けはZキャラにお任せなのだろうか。デス種参戦した時は議長にクワトロが説教かますのか?

声優と同じ名前の駅を巡る旅まとめ
愛佳駅巡礼で笑わせていただいたところですが、過去にも色々とやってたらしく・・・バカだなぁ(褒め言葉)

今日のエロゲ
nursery rhyme」と「恋もも」のデモが何となく似ている件について
 いや、単にデモムービー作ってる人(神月社氏)と歌い手さん(佐倉沙織嬢)が同じなんでそー見えるってだけなんですが。同時期にこうも人が被るということを考えるとやはりエロゲ業界は狭いなと思わないではいられない。まあ、んなこと言ったら声優さんなんて被りまくりですが。

んで、「群青」の感想の続き

 え〜、関東軍vs関西軍では関東軍が劣勢と書きましたが、分かり易く表現すると

連邦程度の人材しかいないジオン軍がドップだけで戦ってる状況

というのを思い描いてくれれば当たらずとも遠からず。まあ、相手もトリアーエズしか開発してこないんで兵器としては五分だがそれ以外の状況は・・・てな感じ。良く考えるとガノタ以外には分かりに気もするけど気にしない。
 まあ、そんな人的劣勢を埋めるべき作られたのが予備生徒制度、早い話が少年兵。元々学生運動のような背景があった(始まりは一部大学生による騒乱)関東独立戦争なので、予備生徒制度もその影響を受けてか、軍の単位が学校(「高校」とは書けない所がエロゲの辛さ)となっている(「●●学校軍」みたいな感じ)。
 ただ、主人公の通う筑波航空学校はパイロットを養成するいわばエリート校で、主人公はその中でも「一種」と呼ばれるパイロットの卵。なので、基本的にこの作品の登場人物は覚悟完了してるというか「自分が戦って死ぬこと」に疑問は持ってません。私は「そういう時代を描いてるのだ」と割り切ってましたが、これを「怖い」と見る人や嫌悪感を抱く人はいるかも。ちなみに、「相手を殺すこと」については多少抵抗アリ。
 ただ、前述のように「群青」では「戦闘」を描くのではなく「戦争」を描いてるのであまり考えない方がいいかも。あくまで「群青」では、ですが。

 さて、日本についての状況はこれくらいで、外国の問題について。各勢力を分類すれば

・関西支持→アメリカ(円経済圏はアメリカの敵となるため。但し、積極的に介入はしてこない)
・関東支持→EU・アジア・アラブ(アメリカに対する対抗馬として)
・中立→国連(ただ、主導権はアメリカが握ってるのでアメリカへの影響力はない)

 とはいえ、結局のところアメリカが一番の軍事力を誇ることは「群青」の世界でも変りはなく、アメリカが支持しない関東政府は実質勝ち目は無かったりする。とはいえ、無視するわけにもいかないので大統領選挙で穏健派の現職が勝つか負けるかを見て戦争時期を考えたり。内戦の状況がアメリカ大統領次第というのも笑えないジョークですが。
 ちなみに、関東支持のEU等も関東が上手く勝ってくれれば儲けもの。実際は内戦が続いて日本経済の疲弊してくれれば一番いという思惑。当たり前だが、国際政治ってのは一筋縄ではないですな。

 とまあ、2回に分けて「群青」の世界観を紹介してきたわけですが、実際のところストーリー楽しむにはそんなにこんな情報必要なかったりする。前にも書いたが群青のメインは「戦争における群集劇」なんでここに出てくるモノもあくまで会話でちょっと出てくる程度。しかし、ここまで作りこんであるのが面白いと思って書いたというより自分が書きたかったんだ文句あるか(マテ)

 さて、世界観の紹介はこれで終えて次回から各キャラのシナリオについて書こうかと。

2005年10月21日

今日はエロゲだけ

「天衣舞装 ルクシオン」のOPムービーがイースの音楽を思い起こさせる
具体的にはイース2のサルモン神殿あたり。「ゲームミュージックといえばFM音源」という私には妙に懐かしさを感じる音楽だったり。

「ロケットの夏 FV」終了。意外と短い話なので「はぴねす」前に終わらせることが出来たのは行幸。短いといっても内容には満足できたんで問題なし。んで、これやってて連想するのが

なつのロケット(あさりよしとお 白泉社)

小学生の5人組が夏休みの間にロケット(無人)を作ろうと苦戦する話。「ロケ夏」なら千星ルートから恋愛要素取り除いて仲間同士の確執や大人からの圧力を加えた感じ。「まんがサイエンス」で少年向けの科学まんがを描いてきた(もっとも大人が読むに耐えるくらい高度な内容なんですが)あさりよしとお先生らしく、ロケット作りの描写はかなりリアリティがあるし、必至になって取り組む彼らの姿は正にロケッティアに他ならない。「ロケ夏」が気に入った人なら本作を「なつロケ」が好きだという人なら「ロケ夏」をプレイしてみることをオススメする。
 ちなみに、ロケットがどうやって飛ぶのかと言う解説には

まんがサイエンス2巻〜ロケットの飛ばし方おしえます〜

に詳しい。ストーリー漫画と科学漫画が絶妙に融合した作品でSF好きなら感動モノ。

「群青」の感想続き。前回に「各キャラ感想に移る」とか書いておきながらアレだが、今回はグラフィックや音楽などの評価について。いや、感想書こうと思ったらもう一度プレイしたくなったんで。

●グラフィック
→正直やや(かなり?)厳しい。立ち絵は微妙なキャラが多い(体験版では男キャラがイマイチと感じたが、むしろ男は慣れた)。加奈子や夕紀あたりは安定してるんだが、美樹やメイン(であるはず)の若菜あたりも結構ヤバい。もしかするとロングのキャラが苦手なのか?
 では一枚絵はどうかというと、これは結構安定している。社に銃を突きつける美樹の絵なんかはちょっと微妙だったりするが、概ね良好。問題は数の少なさか。
 絵師の黒鷲氏のサイト見る限りでは一枚絵の方はかなり作者の雰囲気でてるが、キャラの立ち絵では妙に線が堅く感じる。これは絵師本来の絵を出せないlightのスタッフが悪いのか、絵師の方がゲームの立ち絵に慣れてなくてこうなったのかは分からないというか分かりようが無い。まあ、

脳内で補正する私にとっては多少絵がどうであろうと問題なしですが

●音楽
→素晴らしい、というか作者の樋口秀樹氏の音楽は好きなんで文句ある奴は出て来いゴラァ、なんで評価としては当てにならないことを付記しておく。でも「アララト」なんかはゲームの無いように沿った切ない中にも気高さを感じさせる名曲ではあるまいか?たまに、シーンにそぐわない音楽がかかったりすることあるけど(同じく早狩氏とコンビ組んだ前作)「僕と、僕らの夏」において、

Hシーンのクライマックスでファンファーレっぽいラッパ吹き鳴らすような音楽作る人

と知ってるから気にしない。

ただ、もうちょっと曲数は欲しかったかなと。

●システム
→「オート」「バックログ」「クイックセーブ&ロード」「ボイス再生」「キャラ音声の個別ON/OFF」など必要最低限のシステムは揃ってる。少なくとも不便に感じることはないはず。個人的には長いセリフなど文章量ある作品なんで「バックログ」はメッセージウィンドウだけでなく全画面使ってやって欲しかった。

●H
→一枚絵や回数の少なさやら厳しい面は多い。しかしあえて

エロい

と答えておこう。どんなエロゲでもいえるが、感情移入すればどんなエロ媒体よか実用的になるわけだが、この「群青」は感情移入するだけの物語が(かなり人を選ぶきらいがあるが)ある、と私は思う。大体エロゲにエロを求めてるような奴(自分含む)は即物的なエロよかそのバックボーンとなる物語を求めてる、ぶっちゃけ下(半身の)心よか心を奮い立たせたいんだろう。ならば、若菜ルートで明日をも知れずヤリまくるシーンなどは気に入るはずだ。

バカヤロウ、抜きゲーなんかに負けるかよ。クリエイターがエロを重視するのは正当な作り方だけど、エロゲーマーが与えられたエロに頼るようになったら単なる無能者の手コキなんだよ(ゴメン、これ読んだ人はスルーして(笑))

──早狩武志「製作ウラ話」より抜粋・改変── 

くらいの勢いで頑張って欲しい。私はムリだが(マテ)

さて、次回こそは感想に入れるといいなぁ

2005年10月23日

ガーくんがアニメ化らしい。まあ最近のラノベのアニメ化ラッシュから考えると妥当ともいえる話だが嬉しい。後はデキだが・・・まあこれは今から考えても仕方ないし。

そういえば、私がエロゲンガーに詳しいんじゃないかなんて書かれたことありましたが、
「とある魔術の禁書目録」の灰村キヨタカ先生が「ユメミルクスリ」(はいむらきよたか名義で・・・・って変わってないw)を、「学校を出よう!」の蒼魚真青先生が「tryptych」の原画やってるくらいしか知らないぞ、と。ちなみに、今月のTech GIANは灰村先生のインタビューが載ってるし、「To Heart2 XRATED」の体験版も付いてるからどうですか?(←誰に言ってる)

ファミコン時代を彩った名作タイトルがズラリ!GBA『ハドソン ベストコレクション』
Vol1は「ボンバーマンコレクション」(ボンバーマン1・2←ボンバーキングは黒歴史?)
Vol2は「ロードランナーコレクション」(ロードランナー、チャンピオンシップ〜)
Vol3は「アクションコレクション」(チャレンジャー、迷宮組曲)
Vol4は「謎解きコレクション」(ナッツ&ミルク、バイナリィランド、サラダの国のトマト姫)
Vol5「シューティングコレクション」(スターフォース、スターソルジャー、ヘクター‘87)
Vol6は「冒険島コレクション」(高橋名人の冒険島1〜4)

買わなきゃハドソン!ですね(←これが言いたかっただけらしい)

今日のエロゲ

つーことでようやと「群青」のシナリオについて。その前に断っておきますが、今までは軽度のネタバレでしたが、これからはかなり重要なネタバレかまします。後、はっきり言えば私のこの作品の信者なんで♪信者アイなら補正力、とばかりにどんな事柄でも肯定的に捉えていくんで感想というよりただのマンセーに近い。別にそれが悪いとは思いませんが、一応事前に断っておこうかと。それと、私はミリオタではないので、兵器に関する知識はほぼ0(マンガで読んだ程度)。戦術なんかも全く分からず。

 私は、ノーマルルート(若菜→加奈子→美樹→夕紀→圭子)→グランドルート、の順番でクリアしたんで感想もその順で。

グランドまでのノーマルルートは、
・メイン3人→関東軍の一兵士として最後まで戦い抜きました
・サブ2人→戦いを外から眺めてる人たちにとっての戦いの意義
・グランド→兵士という立場も関東軍という立場も捨ててやっと開かれる未来絵図

というところか。とはいえ、別にノーマルルートがグランドへの捨て石というわけでもなく単体の話として成り立ってます。

さて、メイン3人のシナリオを分解すると、
・若菜→恋人であり戦友
・加奈子→恋人
・美樹→戦友
になるのではなかろうか。

そこを踏まえた上で若菜ル−トについて書こうと思う、とその前に
●主人公・萩野社について
 関東独立を支える理論の元となった円経済圏理論(正確には曲解されたのだが)を提唱した萩野憲二の息子。現在は筑波航空戦闘団の一予生で戦闘機乗りの卵。
 偉大な父親を持つ息子の性というか、常に父親と比較されてきたからか性格は結構ひねくれてて社交性や協調性には欠ける。ただ、不真面目ということはなく、むしろ真面目すぎて融通がきかないという部類。圭子ルートやグランドルート見る限りでは結構頭は回るようだが、戦闘面ではどのシナリオでも毎回撃墜されるとそれほど芳しくない。まあ必ず生き残ってるので「戦闘機乗りに一番重要な資質」として適正がないとは言えないが。
 今回の戦いに参加したのは「親父の理論で死んだ人に申し訳が立たないから俺も戦って死ぬ」というもの。実はファザコンの裏返し(親父の説は偉大だから皆信じたんだ、てな考え)なのだが本人は気付いてない。父親の理論を曲解した関東政府や、それに盲目的に従ってる信奉者には冷笑的。

さて若菜ルートの話に戻るが先ず若菜といえばこのセリフ

俺は若菜のためには死ねないよ

 社のこのセリフはエロゲに慣れた私にはちょっとした衝撃であった。普通のエロゲ(に限らないが)では主人公とはヒロインのために戦うものであり、言うなれば「君のためなら死ねる」であるのが多いのにコレである。まあ良く考えれば戦争中に女にうつつを抜かすわけにはいかないというのは至極まっとうな話なのだが。そういう意味では「群青」という世界に入り込むためには若菜ルートを最初にするのは良いかもしれない。

それはさておき、若菜ルートを図解するとこんな感じ

出会い(印象悪し)→劇に誘う(評価持ち直し)→劇を共にする(かなり意識)→若菜から告白、社にフられる→社撃墜→若菜が社助ける→告白し直し→ヤりまくり(笑)→戦争開始、トシ撃墜死→仲がギクシャク→最後の出撃の時に和解(?)→ED

冒頭の「若菜(女)のために死ねない」は3度出てくる。一度は若菜をフる時。それに対して何もいえなかった若菜が2度の告白やり直しの時は

私は頼んでないよ。大丈夫、負担にはならないから

と答える。しかも続くセリフが

社が死んだら私も死んであげる

である。「情熱的な恋人との会話」というより「戦友との誓い」とでもした方が近く感じるのは状況が戦争下だからか。これに代表されるように基本的に若菜は強い。その後の社のファザコン指摘するところや加奈子ルートの「関東万歳」やグランドでの鬼指揮官っぷりなど人としての強さは社以上なんじゃないかと思うところがある。その強さを認めたが故に社も「俺はお前のために死ねない」と言ったのではというのはうがち過ぎか。

 とはいえ、若菜は強いだけではない。結構明るい。特に久我(クー)との会話などはかなり女子高生っぷりを発揮していて、「文化祭の余韻をかって男作っちゃえ」などとクーを唆すところなど、男の身としては微苦笑を禁じえない。クーとの絡みで一番好きなのは社と付き合ってるのがバレたところで、何でバレたかというとコ●ドーム買ってるところに鉢合わせたため。これだけでもあまりにアレな状況だが、その後の会話がふるってた。

クー「あ〜、私も(●ンドーム)買おうかな〜」
若菜「嘘っ。クーって男できたの?」
クー「この女ころ〜す。そーじゃなくてイザという時のために持っておこうかと思って。良かったら今買ったの分けてくれない?」
若菜「・・・ごめん余んない
クー「あっそ(呆れた声で)」

 そんな消費が激しいくらいヤりまくりで幸せな時間は長く続かず、戦争が始まる。そして初戦においてトシは死ぬ。女をフって自棄になって撃墜された社は生き残ったのに女にフられて撃墜されたトシはそのまま死亡ってのは「主人公補正」と片付ければそれで終わりだがこのゲーム全般における「報われないトシ」を象徴してるような気がしてならない。そりゃ「トシの唄」なんて歌いたくなるわなと。

それはともかく、トシの戦死後は社と若菜が疎遠になる。これは戦況が悪化して忙しくなったこともあるが、双方とも何と言っていいか分からないという面があったのだろう。ただ、社はそれだけでなくもう一つ理由がある

トシを一人だけで逝かせはしない

若菜にはそう言ってるが、美樹に対した時の言葉の方が本音に近いのではないか。

俺は女はいなくても生きていけるけど今ここで戦いを止めたら生きていけない

これを戦争ジャンキーになったと言うのは易しいが、これは「群青」が戦争時ってだけで人間例え負けようが最後まで退けない時ってのはあるんじゃないかと思う。あくまで一兵士にすぎないんだから、上が止めるまで戦い抜くのは正しい。

最後の出撃の時に若菜は社を捕まえて言う「社が帰ってくるのを待ってる」と。それに対し社はスマンと謝って飛ぶ。実はここらへんはある意味お約束な展開なんで書く事なかったり。いや燃えるけどね。

 そして、全てが終わってもまだ生きていた社は裁判にかけられ10年以上刑務所で過ごした後、再び筑波を訪れる。そして2人の子供・紗那(さやな)に、そして若菜に偶然出会う。ちなみに、若菜に出会った第一声は

社「嘘だろ、俺の子か?

そりゃ殴られるわ。まあ正直そういいたくなるのは分かるが。
その後近況を語り合った2人だが、社は現在の状況〜関東政府は潰れたが、円経済圏理論に近い世の中が出来つつある現在の状況〜を踏まえて3度目になる言葉を若菜に言う

社「俺はこれからやることがあるから君のためには死ねない

とここまでは前2回と同じだが

社「けど、俺のそばにいて欲しい

それに対する若菜の答えは本編やれというかここらへん非常に書き写してると恥ずかしいんだよコンチクショウ。結局社と若菜の関係は依存したりされたりという恋人というより、それぞれが各個たる意思を持ったパートナーなのかなと。まあ、ラブラブやってる恋人部分もあるんで恋人であり戦友てな評価に上ではしたんですが。んで、相手に依存しまくりな恋人関係になってしまった(別に悪いわけではない)のが加奈子ルートではないかと思うんですがそれは次回。

後、若菜ルートで気になったことのは「かもめ」が重要な位置を占めていることについて
 初版の小冊子では「あの世代の演劇オタクが好む作品」「シナリオライターの本音の部分(おそらく最後の紗那と社のセリフあたりのことだと思われる)が出てるのが好き」と早狩氏は言っていたが、無理やり他の理由を考えるなら・・・とその前に簡単に「かもめ」のストーリーを解説すると

希望に溢れたニーナは男を乗り換えながらもスターになったが、真面目な劇作家トリゴーリンは苦悩の果てに自殺というもの

いや本当はそれだけでは語れないけど、作中ではこの2人しか描写して無いからこれで充分かと。それはともかく、ここから
関東政府→トリゴーリン、ニーナ→社と若菜など生き残った若者
という暗喩を引っ張り出す・・・のは流石に厳しいか。
 単純に若菜の言ってたセリフ「これは恋愛劇じゃないけどこの部分だけ見ればそうとしか見えない」というものが「群青」とマッチするとかか?いや「群青」って恋愛モノとは程遠いけど部分的には恋愛モノになるし。

最後に一言言うなら

社のナニを掴んで「社グリペン大操縦」

なんてセリフを考えた早狩氏とそんなセリフをノリノリで演じてる榊原ゆい嬢に素晴らしき大馬鹿野郎(褒め言葉)の称号を送りたい。

2005年10月25日

 しかし、今更だけどデス種最終回のアスランがシンに向かって言ったセリフ「過去に囚われて戦うのは止めろ」について。言葉自体は正しいが、
それはそんな過去を2度も作った男(の仲間)が言っていいセリフじゃないよなぁと。

北斗の拳Tシャツ
トキはまだしもハート様にミスミ爺さんって・・・

勇者もういいの冒険(以下カトゆー家断絶より)
ドラクエの主人公に「もういい」と名付けると・・・。「もういいや」「もういいよ」と連呼される主人公が。ここには出てないが死んだ時など
「おお もういいよ しんでしまうとは なさけない」・・・逆ギレ?

今日のエロゲ

「はぴねす」やっとります。色々とんがってた「群青」の後なんで(いや正確には「ロケ夏」あるんですが、感想書く為再プレイしてたんで)、この緩い世界は和む。後、この世界は「魔法」なんてものが普通にありますが、

それはを女にするために魔法があるに違いない。と私は信じて疑いません。むしろ準を女に出来ないで何が魔法かと。

2005年10月26日

メールフォームより

>Hシーンのクライマックスでファンファーレっぽいラッパ吹き鳴らすような音楽作る人 >と知ってるから気にしない。 この太字で爆笑。 light作品は群青が初なので、欲しくなってしまいました。たぶんコレ買います!

 おぉ、身内というか知り合い以外ではじめての投稿が、ありがとうございます。
「僕夏」は「群青」とは雰囲気が全然違いますが、早狩氏の丁寧な人物描写は変わりなく素晴らしい良品です。というか、「群青」気に入ったなら買ってやってください。何でも「light作品で一番売れなかった」と早狩氏が言ってる作品なんで。原画だって笛先生なのに・・・。ちなみに、私は開始直後の音楽で樋口氏のファンになりました。アレは良い。
 後、ご存知でしょうが今なら「僕夏」は完全版(CD版,DC移植、完全版の3つが入ってるもの)がDVDで出てるのでそちらがオススメ。

2005年10月27日

絶対可憐チルドレン」読んでて、今まで見分けつかなかった「サイコメトリー」と「テレパス」の違いが分かるようになった。つまり
・テレパス→相手の出した思念を読み取る(伝える)ことが出来る。相手が意思や思念もってないとだめ
・サイコメトリー→相手の情報をこちらの意思で読み取ることができる。相手が生物・無生物でもお構いなし。

まあ、早い話同じ能力の攻めと受けみたいなもんですか(←その解釈はどうか)

今日のエロゲ

「はぴねす」。春姫ルート終了。ウーム、謎が残りすぎて消化不良。何だか「けよりな」と同じく

エロけりゃ話はどーでもいいや

なんて結論にならなきゃいいが。ええ、エロはとてもよござんしたよ?

んで「群青」の感想続き。今回は加奈子ルート。相変わらずネタバレ全開です。
 さて前回の最後に「加奈子ルートとは2人の関係が恋人になってしまったルート」と書いた。あくまで私の解釈だが、恋人ってのは相手への依存(甘え)が大幅に認められる状態を指すのではないかと思う。そして「加奈子ルート」では他のルートでは見られなかった「相手を守るために戦う」という姿が描かれている。加奈子の場合は

今度こそ私がお兄ちゃんを守るんだから

と言ってるし、社も戦場で加奈子に再会した時に「俺はお前が逃げられるように戦ったのに何で!?」のようなことを言っている。このように、2人とも戦闘を行う理由を「相手を守る」ということに求めている。
 とはいえ、これは「恋人」ということを考えれば普通のことで、むしろ「若菜ルート」の様に「(私の為に死んでくれなんて)頼んでないよ」と言う方が特異ともいえる。ただ、夕紀の

こうして戦争は正当化されてゆくのね

の言葉通り、あまりにも大義名分としては文句無い反面この理屈だと戦争は終わらない気もする。

 さて2人の関係はこれくらいにして「加奈子ルート」そのものについて書くと、別名・壊滅ルートなどと言われてるくらいに死にまくりである。というか最後は社と加奈子以外死んでるっぽいし(トシについては後述)。加奈子が戦うようなルート考えたら必然的にこういう絶望的な状況になったのか、それとも小冊子で語ってた「ヒロイン全滅ルート」を改変させて使ったからか、それとも単に早狩氏本人が「こんな負け戦が書きたかったんだ!」とばかりに筆がのりまくった結果(個人的にはこれじゃないかと思う)かは知らないが、とにかく負け戦全開で滅びの美学とでも言うさまになっている。若菜の「関東万歳」を一番の名シーンに上げる人も多い。個人的にはタツや忠則の死亡フラグバリバリな会話も捨てがたい。
もっとも、その分加奈子の描写が薄くなってるというか

守ってやるつってんだから勝手に前に出るな。お前はVガンのシャクティか!

と言いたくなるような状況もしばしば。いえ私はVガン好きですよ。公式HPの人気投票(ユーザー登録して無いと入れません)で早狩氏本人が

>援護射撃ーー! ヒロインなのにこの順位は多分俺の責任だから(苦笑)。 (シナリオの人(笑))

と投票するくらい、シナリオ自体は素晴らしいがキャラとしてはそれほどでもないような印象がある。ちなみに、人気投票のトップは若菜次が貴子、この2人が3位の美樹以降に大差をつけて独走してる。10/26現在。若菜326票。貴子320票。美樹95票・・といった感じ。加奈子は35票でトシにも負けてます。まあ、ヒロインで無い連中に負けるのは勿論、一時期人ですらないグリペンと同順位だった夕紀よかマシですが。

 しかし、このシナリオで一番目立つのは「報われないトシ」であろう。好きな人を取られたのならまだしも、本人としては格好つけようとした最後の出撃という見せ場も社に奪われるし、ラストでは好きな人がそばにいるのに手を出せないし。あの後のトシについては「あのまま皆の下に行く勢いで」てな意見に私も賛同。例えるならパトラッシュさえいないネロ。
 ここはせめて社が呼び止めて

「お前に加奈子はやれないけど加奈子から貰ったやおい穴を俺のでよければやろう
       ∧∧   コイヤァァァァ!!
       (д´* )
       (⊃⌒*⌒⊂)
        /__ノ ヽ__)

くらい言ってみてはどうか。若菜も天国で大喜びするぞ。

さて、バカなオチがついたところで、次回は「恋人のつもりが実は戦友でした」な美樹ルートについて書きたい。

2005年10月28日

アレだ、今年の日本シリーズはソフトバンクvsロッテで、阪神とのアレはエキシビジョンマッチだったってことですな。


機動戦士ガンダム C.D.A.若き彗星の肖像(北爪宏幸 角川書店)

 このマンガをファーストとZのシャアを繋ぐ物語として読んでる人が果たしてどれだけいるのか疑問な幼き萌え萌えハマーン様が主役のCDAの6巻。これまでも、
シャアとハマーン様の出会いはぶつかりネタ、とか
ハマーン様のピンチに颯爽と現れるシャア
なんてベタな少女漫画みたいな展開(というか今はこんなの少女漫画でもないからエロゲ的展開か?)を見せてきた本作ですが、この6巻ではそれが加速していて正に北爪ワールド。

具体的には
トロそうだけど実は優秀なメカニックの眼鏡っ娘、なんてベタにもほどがあるキャラ(ちなみに、ファンネルは彼女の手によるものらしい。「ファンネルは萌えが詰まった兵器なんだよ!」「な(ry」)をだしてくるところが北爪先生のいいところであり、シャアに胸をつかませて「私は子供ですか!?」なんて迫るハマーン様、などという「どこのエロゲから引き抜いてきましたか、このシナリオ?」な展開を描くことこそ北爪マジックであり、センターカラーではハマーン様とナタリーの入浴シーンで素っ裸を描きまくることこそ北爪クオリティ。妙にハマーン様とナタリーは百合ん百合んしてるし、もう最高。

とりあえず、北爪先生に一生付いていこうと思った。

2005年10月29日

そーいや、劇場版Z第2部始まってるんだよなぁ見にいかんと。

ふと、普通は寄らないゲーム屋に入ったら探してた「ガンスターシスーパーヒーローズ」があったので購入する(3日前)。んで、最近はコレやってました。
 前作はやってないので、それとの対比はできませんが、このゲームを一言で言うと

昔ながらの2Dアクションゲーム

というところでしょうか。適当にガンガン銃を撃ちまくってるだけで楽しいし、ザコならそれで充分だが、ボスはそれを許さない強さでパターン覚えて無いと死ぬ。死にながらパターンを覚えて敵の弱点を探っていくのが心地よい。一旦クリアしたら今度はランク変えて挑む、スコアアタックに挑戦する。
 良いゲームとは繰り返しが苦にならないゲームだと私は思ってますが(条件の一つと言う方が正しいですが)、このゲームから滲み出る楽しさは正にそれ。
 個人的に感動したのは、初回プレーは何度もコンティニューしてクリアするまで2・3時間かかったのに、その後キャラを変えて(このゲームはレッドとブルーの2人が主人公)プレイしたら1時間ちょっとでクリアできてしまったこと(流石にノーコンティニューというわけにはいきませんでしたが)。

これだ!この自分が強くなったと感じられる瞬間こそアクションの醍醐味よ!

と思わないで入られませんでした。そしてそんな風に感じさせてくれる絶妙なバランスを取ってくれたトレジャーに感謝を。
 難点は、特殊ステージ(STGだったりパズルだったり)が多い上にイマイチ面白くないんでテンションが下がることでしょうか。

駿河城御前試合(新装版)を読む。言わずと知れた「シグルイ」のの原作。しかし聞いてはいましたが、「シグルイ」の話は30P程度の短編にしか過ぎないんですな(駿河城で11試合行われた中の一つ)。それがあんな長編になるというか殆ど山口先生の脚色なんですな。ちょっとしたの掌編が製作者の脚色によって名作長編になるこのパターンはどこかで見たことがある、そう

シグルイは母を訪ねて三千里と同じなんだよ!!」「な(ry)」
(注・「母を訪ねて三千里」はクオレという小説の一編。ページにしても30P足らずだが、アニメ版では大幅にシナリオやキャラが追加され世界名作劇場の代表作に)

つまり行く行くは「シグルイ」もアニメ化されて話題沸騰、家族で見るアニメになったり・・したらイヤだなぁ。OPはやはり「むーざん むーざん」か?
そーいや、大体マンガ読んでる時はそのキャラにあった声優さんの声をアテながら読んでるんですが、「シグルイ」はそういうことはないなぁ。あの濃密なキ●ガイ劇に圧倒されたからか。




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