ライトノベル・レビュー

12月の銃と少女―Bad×buddy 1・2巻(吉田茄矢 イラスト:深山和香)

……いや、だからさあ、なんで下の方の賞の作品のほうが面白いわけよ、富士見は。
先月読んだ佳作の作品よかよっぽど面白いじゃん。

部長と一悶着を起こして左遷された元エリート刑事ホンダ。
冷めた元軍人の上司ウォルター(年下)や爆弾少女レッティー(超年下)などと一緒に事件を追いかけます。
面倒事も厄介事も全部回避せずに乗り越えようとする直情径行なホンダがグイグイと物語を引っ張っていってくれて実に楽しく読むことができました。
ただ、一人称作品の難点ではありますがホンダ以外のキャラの掘り下げというものがちょびっと足りなかったかなというのもアリ。ウォルターもレッティーもあんまり掴むことができなかったな、と思った。むしろ「ヅラ」の方が印象深い(笑)
しかし新人でこれだけ書けるというのは見事。話のノリやキャラ造形に関してはかなり好感触だったのであとはここのキャラクターをどれだけ深く掘り下げることができるか、といった感じですね。

……続編があれば(オイ)

あと言っておきますがかぼちゃパンツは射程外ですよ。いや、本当だってば。
紙様

2巻〜サウス・ギャング・コネクション〜の感想

「12月の銃と少女」でデビューした吉田先生の作品「BAD×BUDDY」の第2巻。
今回もホンダが突っ走ります。
……で、ウォルターがとばっちりを食らいレッティーが全部吹き飛ばす黄金パターン(笑)

前回以上に今回のホンダは突っ走ってた。それだけに周りの迷惑も前回の比ではなくて。
基本的に真面目で熱い、いい奴なんだけどガス抜きと遊びの要素が全然無いから周りを巻き込んで暴走してしまうと思うんですよ、ホンダは。
周りの人は彼ほど熱くもなければ真っ直ぐでもないのでそれが溝になってしまうというか。
まあこの性癖は絶対に直るはずがないからアトランタにいる限りはホンダの周りからトラブルが消えることは無いんでしょうけど。

で、相棒二人(?)
ウォルターはホンダの暴走のおかげで前回以上にひねくれた奴に。まあしょうがないっちゃしょうがない。
タイトルに「BUDDY」とあるのにいまだ相棒関係の片鱗すらも見えやしない(笑)
かたやレッティーのほうはボタン一つで武装したギャング団二つを壊滅させるなど改めて指名手配犯のスペックの高さをアピール。うん、困った時は爆発させてうやむやにして終了だよね(マテ)
しかしレッティー単体でこの能力だから仮に「お兄様」がシャバに出てタッグを組んだとしたら街一つ消えそうな気がしてならない。爆弾魔恐るべし。そりゃズバットも成敗したりするさ(関係ない)

とまあいつも通り「ホンダ暴走→ウォルター辟易→レッティー爆破」の黄金パターンで終了したわけですが、事件そのものは根の部分がまだ解決していなかったり。
アトランタを舞台にまだまだホンダ(とその周り)の騒動は続きそうです。

……というかシリーズ化だよね?(笑)
紙様




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