ライトノベル・レビュー

タクティカルジャッジメント 1〜4・8巻(師走トオル イラスト:緋呂河とも)
タクティカルジャッジメントSS 2巻

読む前の印象:逆転裁判

      

読んだ後の印象:屁理屈味の強めな逆転裁判

まあそんなわけで(笑)
要約すると「性根の腐った成歩堂龍一が絶体絶命の依頼主をダシにして法廷で大暴れしてスカッとする」というとんでもねえ話です。
「依頼人を信じ抜く」という一つの姿勢を見せてくれた逆転裁判と同一視すると必ずイタイ目にあいます、あいますとも。
まあそれでも逆転裁判のイメージが強いのは確か。僕なんか読んでる最中ずっと逆転裁判のBGMが脳内に流れてましたし(笑)

今の所長編だけですが共産主義女子中学生、皐月伊予がメインの短編もそれなりの数が上がっていると思うのでそろそろ出てくれるかな?
個人的にはこっちの方が好きだし。
紙様

8巻の感想

ウソは無限に思いつくが真実はいつもたった一つしか存在しないのだ。
多勢に無勢でウソの勝ちである。
(本文より抜粋)

毒舌とこじ付けと違法すれすれの捜査(?)、それがペテン弁護士山鹿善行。
いつかやるんじゃないかと思ったが今回ついに犯罪に手を出す!!
ウソがウソを呼びねじれていく法廷に善行の勝利はあるのか?

証拠の隠蔽捏造捜査の撹乱etc...
やりすぎだ善行!(笑)
しかしまあ、それが全部裏目に出て自分の首を絞めるわけですからある意味では自業自得とも言えますが。
それでも逆転できるのはまあフィクションだからですが、恐ろしい運の持ち主だよな、善行。
そんだけ運があっても恋愛運だけがすっぽり抜け落ちているのがらしいっちゃらしいけど。

しかしまあ、今回のはすげえというか唖然としましたね。もとより善人だとは欠片も思っていなかったわけですけど、ここまでするか、普通。しかも理由がデートのためってマジかよオイ。
そりゃ善行が善人だったら全然面白くないわけですが、それでも一定のラインくらいは守ってもらえないものでしょうかね。無理だけど(笑)
紙様



SS 2巻の感想

「自分以外の人間はすべて嘘つきだ、信用なんかするなっ、性善説なんてウソっぱちだ!おら、お前も叫べといってるだろうがっ、命令だぞこれは!さあ言え、叫ぶんだ!自分以外の人間はすべて嘘つきだ!嘘つきだ!嘘つきだ!」
「うううう、自分以外の人間はすべて嘘つきです!嘘つきです!嘘つきです!」
「俺たちが相手するのはみんな嘘つきどもだ!お前が本当に依頼人のためを思うなら、そんな嘘つきどもを人間扱いしてまともに相手してやろうなんて思うな!偽れ、たばかれ、騙せ、欺けっ!さあ復唱しろ!」
「偽ります、たばかりますっ、騙します、欺きますぅ〜!」
(本文より一部抜粋)

この流れすんげえ笑った。白が赤く染まっていく瞬間です。

ってなわけで詐欺師も真っ青な超絶二枚舌弁護士物語タクティカルジャッジメントの短編集です。
短編では共産主義女子中学生皐月伊予がメインでしたが、今回は善行の元に研修にきた一尺八寸東鬼(かまつかしのぎ)がメインを張ります。いや、伊予の短編もありますけど。
最初こそは「依頼人のためにっ!!」と某逆転弁護士のように正義に燃えていた彼女がじわじわと善行に毒されていくのが見所です。なかでもやっぱりあの「人間嘘つき洗脳術」はサイコーだけど。人間墜ちるときは一瞬さね(笑)

あと最後の書き下ろしがいろんな意味でやべぇ。いいのかピカとかハムとか。
紙様





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