ライトノベル・レビュー

涼宮ハルヒの消失(谷川流 イラスト:いとうのいぢ )
涼宮ハルヒの暴走
涼宮ハルヒの動揺
涼宮ハルヒの陰謀

特別編:涼宮ハルヒの憂鬱 1巻(みずのまこと 角川コミック) 

今までで一番良かったと思う。
キョンが「ハルヒに振り回されて」という考え方から「楽しいから付き合ってる」と自覚する過程が特に。
どうにも「嫌々やってるんだよ」って感じがする今までの一人称は読んでて時々ムカツクことがありましたが、きっちりと自分の心を見据えて嘘をつかなかった今回のキョンの態度は褒められるものだと思います。
また、キョンがそういう考えに至った道しるべ役の長門さん。

彼女は今回のヒロイン。つか主役です(キッパリ)(←つか、私は初めから彼女が主役として読んでましたが何か?)

3巻で表紙を使ってしまったことが非常に悔やまれる……正直そう思いました。
おかしな連中とのふれあいがきっかけで今回の事件が勃発したわけですが彼女が「原因不明」といったエラー――『感情』はこれからも大切にしてほしいと切に願います。
というか彼女がおかしくなった感情の大部分がキョンに対する淡い気持ちだと思うとすげぇくすぐったいですね。あ〜、かゆい(笑)
というかアナザー長門さんは一家に1台欲しいです(マテ)

今回ものいぢ絵はグッジョブ。シャナの時は充電期でしたか?(笑)
密かに人気の妹(実は漫画版のほうが先にイラスト化してたりする。出来は……だけど(笑))&シャミセン(猫)。
ぶっちゃけ「高校生まで成長させたらシャナもこうなるんだろうなぁ」とか思ったハルヒ。ポニーテールは魅力36%増(笑)
というわけでシャナもポニーテールにしてみませんか、弥七郎先生(笑)
そして長門さん。

メガネは何処に行きましたか?

思いっきり本文中に「メガネ着用」とあるんですけど、これは一体どうぃうことだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!責任者〜!!(笑)
カラーイラストまで間違えてるのは正直どうかと思います。
いや、まあ『メガネがなくても長門さんはよい派』の自分としてはあまりダメージがないわけですが、『メガネ長門さん派』の読者の皆様のダメージはいかほどだったでしょうか?
ねぇ、はろさん?(オイw)(←いや、何も言うな言うなったら(泣))

サイクルでいくと次も長編かなぁ?
「長門さんゲームに燃える 前後編」は早いところ文庫に収録してほしいんですけど。
紙様

 ジョン・スミス(仮)!!アンタは間違っている。アンタが抹殺しようとしている眼鏡も長門有希の一部!眼鏡無くして長門さんを語るなど言語道断!!
 とか言いますよ?

 すいません、読み終わった後こんなマスターに説教するドモンのような言葉が浮かびました。つか、そんなに眼鏡は嫌いですか谷川先生&のいぢ先生!?
 とはいえ、今回の長門さんは大活躍だし、何故キョンだけ記憶を残したのかというと「キョンにせめて自分を覚えていて欲しい」ってのが見え隠れするんで、何と言うか切ないなぁとか。とにかく短編でもそうですが、何か長門さん話多いような気がしますが谷川先生もお気に入りなんでしょうか?

 まあ、そういう話は別として今回の話は短いながらもよく纏まっていて、それでいて展開も意表をつくものばかりと面白かったです。
 短編では。キャラを活かしたドタバタ話、長編ではミステリー要素を含んだSFと思っていましたが、前回の長編(「涼宮ハルヒの溜息」)ではドタバタ話を長くしたようなやつだったんでちょっと不満があったんですが、今回は展開・オチともに意外性があって面白かったです。特に長門さんが前面に出てたし(←結局それか)(←そうです)

 余談ですが、コミック版の宣伝が入ってました。9月発売だとか。正直絵はあまり好きじゃないですが買ってみようかと思います・・・みくるの乳が凄かったんで(オイ)
(はろmk−II)


暴走の感想

すごいよこの長門さん!さすが皆のお姉さん!
とか御大将ばりに思いました。以上・・・ってのは冗談ですが、SOS団の皆のために寡黙に人知れず健気に健気に健気に(×α。αは自分の好みで。但し5以下は許さん←ヲイ)
 つか、谷川先生は長門さんを酷使しすぎな気がします。困った時に解決するのはいつも長戸さんだもんなぁ。そりゃ「消失」みたいな事件も起こすわ。とはいえ、ファンとしては活躍する長門さんは嬉しいわけで、しかし倒れるほどは頑張ってほしくないなぁとか。

 長門さん話をやってるとキリがないんで、内容に。今回は三篇の中篇(但し、長さは3つ目が圧倒的に長い)から成っていて
1)エンドレスエイト
 やはりタイムトラベルやったら次はループやらないと、と谷川先生が思ったかは知りませんがループ物。しかし、時間すら曲げてしまうハルヒの力は何でもアリだな。
 夏休みが終わらなければいいとは幼少の頃誰もが思うことだが、終わらない物語は悲喜劇でしかないというか。何と言うか長門さんお疲れ様

2)射手座の日
 関係ないけど私の誕生日は射手座です。どうでもいいですかそうですか。
 内容は銀河SOS団伝説・ゲーム編とでもいったところ。でも、ハルヒはラインハルトというよりビュッテンフェルトだよなぁ(笑)。個人的には「艦長、ここは私に任せて逃げてください」とか「同盟(コンピ研)の犬どもめ!俺の最後の舞台を見せてやる!」とかいう熱い展開が欲しかったですが、それやったらハルヒじゃなくなるか(笑)。ここでも長門さん大活躍。

3)雪山症候群
 結構長いワリに色々と謎も残ってるので、個人的にはその解明も含めて一本の長編にしたほうが良かったのでは?と思いました。最後の謎解きも唐突で、この式を使いたいがために設定考えました、な感じが出てるのもややマイナス。ここでも長門さん大活躍(笑)

 つか、最近みくるや古泉どころかハルヒすら追い抜いてませんか、長門さんのフーチャー度。まあ、ハルヒは事件の発起以外で活躍すると世界を壊しかねないんで動かしにくいってのもあるんでしょうけど。

 つーわけでその内「長門ユキの憂鬱」とか出るんではないか?とか思うんですが(笑)

 ちょっと余談。
 今回の最後で長門さんが普通の人間になる可能性について示唆されてましたが、もし本当にそうなって「消失」の長門さん(通称・裏長門)みたいになったら私はどうすればいいんでしょうか?(←どうもするな)
 後、今回の表紙で名前のある女性キャラが出尽くしたわけですが、次は一巡りってことでハルヒですかね?それともキョンがついに登場か?
(はろmk−II)
えっとね、ザ・スニーカー10月号(8月発売)でも長門さんメインの話だったんですよ。

つまりヒロインは長門さんでFA?

と言わんばかりの長門さん大攻勢。つまりあれか、地球は宇宙人に侵略されていると(笑)
それにともなって他のSOS団員の影がえらい薄くなってきたような気がしないでもない。
特に朝比奈さんなんて初期の萌えキャラポジションもあっさり長門さんに奪われてるし最近じゃ役立たずが板についてきたような……(汗)

短編2本(『射手座の日』はスニーカー誌上では前後編扱いでした)はザ・スニーカー立ち読みしてたんで加筆分を見つけてニヤリとしてました(オイ)
書き下ろしの「雪山症候群」はまあネタ振りというかなんというか。
「射手座の日」も気になるような形で消失につなげてたし。
いや、本誌→消失だとそんな感じ。逆に消失→暴走と読むとなんてことはないんですが。
逆に本誌を読んでないと「王様とか海賊とか宇宙船とか銃撃戦とか」といったキョンの記憶の残滓がなんなのかとか、妹が映画に出演していたこととかがわかんないわけですが。妙な所でファンサービスしてるなあ、谷川先生も。
ここで残した謎で長編をまた一本ってことでしょうか?
しかし鶴屋さんの完璧超人っぷりがすごい。家は屋敷だし何気に「おやっさん」って単語使ってるしやっぱり「その筋」の人なんでしょうか?(笑)

しかし長門さんばっかり気にするキョンにハルヒが嫉妬するという新たなパターンを確立したことにより某スレには神が降臨しそうな予感。
あ、21歳未満は立ち入り禁止ですよ(笑)
紙様

(動揺の感想)

谷川流の送るちょっとだけ非日常的なストーリー「涼宮ハルヒシリーズ」第6巻です。短編集としては第3巻です。
表紙はハルヒです。一周しました。どうやら男連中には出番が無さそうです。
例によって例の如くザ・スニーカー掲載分+書き下ろし一本の構成になっています

さて、今回は長門さんに流れを持っていかれた女性陣の逆襲編というか、でもやっぱり長門さんのお話も含まれているので実際どうかというそんなお話(笑)
「ヒトメボレLOVER」の萌え分だけでもかなりの威力がありますし。

といっても個人的に良かったと思うのは表題通りハルヒが動揺する「ライブアライブ」です。
いつもと違う人との接し方をしてセンチメンタルな一面をハルヒが見せるという今までからしてみれば恐るべき異色作(笑)
ハルヒにだって人並みな感性はあるし、お礼を言われればむず痒くなるとまあ当たり前っちゃ当たり前なお話なのですが。
他にもみくるとじゃれあってるところを見せつけキョンに絡んでみせたりとか今回はわりと「普通な」面も見せたりして、それが好感触でした。

で、残ったみくるですが、う〜ん、こっちは別にどうとも。
今んところ彼女だけ置いてけぼりな気がします。挽回なるか?
んでダークホースの鶴屋さんはまたしてもすげえ人物だということを見せつけてくれました。恐るべし。
紙様

「動揺」の感想

 涼宮ハルヒが織り成す学園ドタバタSFコメディ(ほんの少しラブコメ)も遂に6巻。表紙がハルヒに戻りました。つか「消失」の朝倉涼子がOKならこの巻にも出てる森さん出せよとか思わないでもないですが、そーするとメイドさんが出てる小説と間違われそうだからいかんか。

 今回の短編集は今までどおり「スニーカー」掲載分+書き下ろし。前作の「暴走」の様に書き下ろしが異様に長くなるとも無く短編×4といった趣。そして今回のテーマは「脇キャラにもスポットを」(だと思う)。具体的には朝比奈さんとか朝比奈さんとかハルヒとか。何?ハルヒは主人公じゃないのか?と

なっちゃいない、本当になっちゃいないぞ!

 ハルヒシリーズの真の主人公は長門有希こと長戸さんなのだ!その証拠に己の心の萌えスカウターで長門さんを見ろ!いや見るなスカウター壊れるから。気だ気を感じるんだ。そんな変態なことできませんというヤツは今までの作品読んでみるといい。長門さんが一番活躍&スポット浴びてるから。
 だからハルヒシリーズの主人公は長門さん、神(谷川先生)が認めなくても私が認める

 とまあ、長門さん萌え話はいいとして(つか毎回やってるような)、各話感想
「ライブアライブ」
→破天荒なストーリーがウリのハルヒにおいても飛びぬけ非日常なキャラ・ハルヒの至って日常的なシーンを描いた作品。「普通の学園生活」と言う感じで新鮮でした。「普通」が新鮮というのもどうかとは思いますが。
 この話以外でも「ヒトメボレLover」でキョンが長門さんに告白したと勘違いしてヤキモチ妬くところとか、朝比奈さんに抱きついてるところをキョンに見られた時「(朝比奈さんに抱きついてる私と、抱きつかれてる朝比奈さんの)どっちが羨ましい?」と聞こうとするところ(だったと思うんですが私)など、何かヒロイン奪還作戦というか、正統派ツンデレ娘してて可愛いですよ? 
 余談ですが、ハルヒが朝比奈さんをイジるのは、キョンが朝比奈さんに好意を抱いてることへの無視指揮のヤキモチではないか、との考察をどこかで見ました。首肯できる内容かと。

「朝比奈ミクルの冒険 episode0」
→「憂鬱」の文化祭映画を文章にした感じ。一応各キャラの立場を伺えるセリフとかあるものの、ぶっちゃけやっつけ仕事な感強し。

「ヒトメボレLover」
→あろうことか長門さんにひとめぼれするという不埒なキョンの友人・中河を成敗する話・・・・ではなく、中河のイッてしまったラバーっぷり、淡々と受け流す長門さん。なにやら面白くないキョンとプチ三角関係ラブコメ。何故ひとめぼれしたか、とか最後の長門さんの最後のセリフが印象的。長門さんがメインで関わる話に外れなし、と思いました。

「猫はどこへ行った」
→「退屈」(だったか?)での古泉作ミステリ劇の冬版。題名どおり猫(キョンの飼い猫・シャミセン)がキーポイント。犯人というか、犯行が可能な人を特定するという特殊なものなので、トリックは分からないでも犯人の予想はついてしまうというのが残念なところ。何気にメイドの(実際の職業は違うけど)森さんがイラスト化。どーでもいいが、「福わらい」で長門さんが変な作品作ったのは、他の人のを見て福笑いとはこういうもの作るもの、とか誤解したからだろうなぁ。

「朝比奈みくるの憂鬱」
→最近「みくるなんて只の飾りですよ!」な状態であった朝比奈さんですが、彼女なりに頑張ってるんですよ、てな話。まあ、頑張っても報われないのが朝比奈さんスタイル(?)。なにやら次の巻の前振りだとか。この内容からすると、次巻は未来から来たシュワルツネッガー似の殺人ロボットでも出てくるんでしょうか?後、朝比奈さんが次巻で最近富に存在感とポテンシャルを増してきた鶴屋さんにメインの座を取られなければいいんですが。
 しかし、鶴屋さんはSOS団員の中で唯一(ハルヒを巡る関係の)部外者でしかも、ハルヒ並に能力(世界変革とかそういうのを除いた普通の能力)を持つジョーカー的存在。今はハルヒのバカ騒ぎのブーストやくだからいいけど、朝比奈さん絡みでハルイと敵対したら怖いことになりそうだ
(はろmk−II)

(「陰謀」の感想)

シリーズ7冊目となるハルヒはこの1年の総まとめと来年度へのネタフリを兼ねた最大の長編・・・の割には終始まったりペースだったのは今回の主役が朝比奈さんだったからか?(笑)


 んで本編ですが、1週間ばかり未来から来た朝比奈さんと辻褄あわせ&未来からの指令をこなすことがメインで、いうなればRPGのお使いシナリオ部分を見てるようなもので、「起伏はあるにせよ既定事項だよなぁ」とか思いつつ読んでましたが、最後の部分読んでちょいと考え改めました。

「未来を形作るには常に過去へ干渉して行かなくてはいけない」

 朝比奈さん(大)の語ったセリフですが、これが本当なら(いや本当なんでしょうが)かなり皮肉な話である。自分達の生活を守るために、現在の世界は勿論過去の世界も守らなくてはいけないわけだから。しかも、その面倒と作る原因となったのはタイムマシンの発明だろう。つまりそれまで(タイムマシン発明前)は過去は確定事項だったわけだが、タイムマシンの発明により過去は可変のものとなったが故に常に過去を自分達の都合のいいように修正しなくてはいけなくなった、と。
 某ネコ型ロボットで育った世代にとっては夢のマシンと思われがちなタイムマシンを、過去への干渉が義務になるキッカエを産んだ上に自分の世界を完全に書き換えかねない危険を孕んだマシンと描いてるのは面白いと思いました。

 さて、事態は今までハルヒの起こす面倒をハルヒに知られないように終息させるという、言うなればハルヒの尻拭いがメインだったのが、ここに来てSOS団の反対勢力が集結して全面戦争(ただし武力抜きか?)の構えを見せてきました。多分これから、未来から来た殺人サイボーグからメガネ君を守ったりする「ターミネーター」な展開や、超能力者同士の戦いという「幻魔大戦」な展開や、圧倒的な存在との戦いという「009/天使(神々との戦い)編」をやって未完のまま打ち切り・・・ってダメじゃん。いや、それは冗談にしても多少は今までと違った動きを見せるんでしょうなぁ。もっともそうなるとハルヒの次に万能な長門さんの出番が減ることになりかねないのでそれは困る(マテ)。しかし、鶴屋さんは非常に謎の人と化してる、個人的には長門さんところの神様の抵抗勢力が出した有機インターフェイスかと思ってるんですが。

 話は変わりますが、やはりというか今回も長門さんは出番多かったですな。「未来は貴方が決めるべき」とか中々魅せる場面も多いし。キョンに「見回りの時同じようになるようにしてくれ」と言われて「そう」と答えるまでにあった5秒の逡巡。その5秒の間に長門さんが何を考えていたかを想像するだけで私は幸せになれる!!(マテ)。つか、ハルヒは朝比奈さんに「義理」とか書かせるより長門さんの動向に気を配った方がいいのでは、とか余計なお世話を考えたり。今のところ、ハルヒの無意識の嫉妬は朝比奈さんばかりが被ってますが、ハルヒが長門さんの気持ち(どちらかと言うと恋心というより騎士の忠誠っぽいですが)に気付いたら大変ですよ。それは神の娘vs神から作られた娘という恐ろしい修羅場に。

 さてさて、1年を7巻という巻数で描いたハルヒが後何巻で終わりを迎えるのか楽しみです。

(はろmk−II)


この野郎!なにが「俺の長門」だぁぁぁ!!
長門さんは俺んだぁぁぁぁ!!(マテ)


……小休止……


え〜、「涼宮ハルヒ」シリーズ第7弾、長編では第4巻目となる「陰謀」です。
今回は最近影の薄い朝比奈さんにスポットが。
でも一番萌えるのは長門さんなのです(笑)

さて、全体の流れとしては今回は起伏のない展開だったのではないかと。
というのもキョンがやることとその結果があらかじめ提示されているので読んでてあまり驚きがないというか。
確かに朝比奈さんの記憶にないイレギュラーな出来事がなかったかといえば嘘になりますが、それでもほとんどが想定の範囲内ですし。
どうも今回の話はSOS団と敵対関係にある人物と組織、そして周りの組織(宇宙人、未来人、『機関』、そして鶴屋さん(笑))の関係の再確認というか。話と出来事そのものにはあまり意味がなかったかのように思えます。

で、あんまり出番がなくて今回スポットの当てられた朝比奈さんですが、いや、僕としてももう挽回するのは遅いというかハルヒと長門2強体制がすでに出来上がっているというか(笑)
ハルヒは今回完全にいるだけなので特にナシ(まあ最後のアレはハルヒ主導ですけど)
で、長門さんですが今回はバックアップのポジション。影からキョンを支えます。
まあ今までが今まででしたのでキョンが長門さんの能力を完全に頼みにするのは分からなくもないですが、今回はちょっと遠慮がなさすぎというか。
朝比奈さんの提示した未来を守るというのは大事ですけど、どうもそっちに意識が行き過ぎて今回は結構長門さんをぞんざいに扱っていた節があるのは残念だったかな、と。
それでもキョンをサポートする長門さんはもうね、萌え(マテ)

今回はまったりだったので次は動くかな、って思います。アニメ化するし(笑)

紙様




(コミック版の感想)

 作者はみずのまこと先生。知らないんでググってみたら、エロゲエロマンガあたりが数多くHit。いやいいんですが、のいぢ先生もエロゲ原画やってるし。(←ここら辺のリンクは18禁なんで注意↑)

 んで、絵は可もなく不可は・・・ややアリか?好みの問題といえばそれまでですが、やや角ばった絵が多いんでやや違和感あり。ただ、みくるの乳はコチラが勝ってます(←最低だ)
 どーしてものいぢ先生のと比べてしまうのが問題なんでしょうが。

 内容は、結構まとまってるような。少なくとも各エピソードの主要な部分は網羅してますし。繋がりも問題ないと思いますが、コレは原作読んでるからかも。ただ、オリジナルエピソードとかは全くなし。
とりあえず、1巻のシメを最後に持ってくるんでしょうが、後どれくらい続くんだろう。消失をやるなら3巻くらいか?

 正直、読みながらのいぢ絵で場面を想像してるような方(含む私)なら買わなくてOK。デキとしては悪いものではないが、買うほどのモノでもないかと。

 長門さんが眼鏡のままなら大傑作認定でしたが(マテ) 
(はろmk−II)




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