ライトノベル・レビュー

ボクのセカイをまもるヒト(谷川流 イラスト:織澤あきふみ)

 他人事ながらこれだけの仕事をこなして体は大丈夫か?とか言いたくなる谷川先生の新刊。しかも新シリーズ、や本当に大丈夫かと。
ところで、↓のアマゾンの画像は何でオビ付きなんでしょうね?あれかあまりに「はいてない」からオビで隠そうと思ったのか?(マテ)


内容としては、まだ1巻なんで触りというか世界観&キャラ紹介の印象が強い。ただ、文章やキャラ造形などが(いい意味で)お気楽というか肩の力抜いて書いているというか、今までの谷川作品の様にややこしい設定とかひねくれた人物とかは無く、ポニテな運動娘(いや巽を運動娘というにはムリあるか)だの金髪なツンデレ娘だのそれを補佐するメイドさんだの未来からきたネコ型ロボットだのとキャラ造形としてはお約束(最後のはお約束というべきか難しいところだが)で直球ストレートな感じ。挿絵の織澤あきふみ先生のポップな絵と相まって雰囲気はかなり明るい。まあ、私としては谷川先生が眼鏡キャラを書いてくれただけで満足。後で眼鏡取りましたとか言ったら流石に怒る(マテ)。
 どーやら「電撃マ王」の連載は短編で、長編は書き下ろしというハルヒに近い形態を取ってる模様。これはこの形態が谷川先生にとってやりやすいのか、それともそうでもしないと仕事こなせないのか・・・多分後者なんだろうなぁ。
 個人的にはハルヒとボクセカは絵師さんが同じ会社注・18禁)なんでコラボ企画でもできないかと思います。
(はろmk−II)


谷川流の送る新シリーズ。織澤先生とのタッグでお送りします。
つかユニゾンつながりっすよね、これ。

一人の少年を中心に回るさまざまな世界の軋轢の物語。
たくさん並んだ世界っつーことで電撃一分厚い「あへ」シリーズを思い出した(笑)。

閑話休題

いつもの谷川作品に比べるとちょいと淡白な感じがしました。
キャラクターも紹介がメインでそれほど深く掘り下げられていませんし。
そういう意味では「学校」の1巻なんかと近い感じがするかもしれない。
ただ、この作品の場合「電撃マ王」での連載がメインになると思われるのでそこでどういう風になるかが勝負の分かれ目だと思う。
というかこの展開はあんまり連載向けじゃないと思うけど。
紙様




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