ライトノベル・レビュー
|
全長3メートル、体重500キロ。
奴の名前はボーボー。姓がボーで名前がボーだ。
とある場末の探偵事務所を営んでいる。
日本を愛し、和を尊ぶ21世紀のサムライだ。
だが奴は人間じゃあない。
カナダ国籍をもつグリズリーなのだ……!!
よく空手家が「熊殺し」を武勇伝にしてるじゃないですか。
でもこの作品を読めばガラリと変わりますよ。
人間じゃどうあがいても熊には勝てねぇ_| ̄|○
って気分になります。もうね、ボーボー最高。
合気道で人間(じゃないけど)を半分生き埋めにするあたりは大爆笑ですよ。ありゃ渋川先生でも勝てねえぜ!!
本作「Alice」は女子高生アリスのちょっと刺激的な日々をお送りするはずだったのに、一番の見せ場はバズVSボーボーの怪獣大戦争という困った作品なのです(笑)
まあアリスはアリスで大型バイクを颯爽と駆って公道を大暴走しますがもうボーボーのインパクトが強すぎてどうしようもないです。
つか買う動機がボーボーに惹かれたからってなわけでアリスは二の次だったり(笑)
今月の購買リストにない衝動買いの作品でしたが、コイツは当たりですよ。
(紙様)
|
|
|
|